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2013年12月14日

村上春樹と世界の終り

1Q84で初めて村上春樹を読んだ。
その後、時間的ゆとりができたので、過去の作品も
読むようになった。

それまではなぜ村上春樹がそんなに騒がれるのか
わからなかった。少しだけ、かじってみたが、どうも
ピンとこなかった記憶がある。

先日、海辺のカフカを読了した。
アマゾンなどに寄せられた評をみると、
厳しいものが多い。

他の村上本と比べての作品の出来はわからないが、
はっきりと村上ワールドがそこにはあった。

この前、カラオケに行った。
息子が世界の終りの曲を歌った。

それが村上ワールドとシンクロした。
ヴォーカルの声質が村上作品の
主人公ではないかと錯覚した。

この世界とあの世との間にありそうな世界。
そんな空間をイメージさせる。

不可思議でいて、暗くて、不安で、
でも前を向いて歩いていく。

そんな世界。
一度入るとしばらくは戻れない。

仕事の前に村上春樹を読んではいけない。



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Posted by ドクトルふぁん at 23:06│Comments(0)アイデア
 
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